★勝負時★に効く処方箋

あの日あの時あの場所で。

2時限
一発勝負!
トーナメント戦の挑み方♪
さて、1時限目では、“勝負時”における緊張への対抗策として、心臓にあるβ受容体を遮断し、そのドキドキを落ち着かせることが有効、といったお話をしました。しかし、スポーツにおける“勝負時”、特に一発勝負のトーナメント戦などにおいては、いかに“ここ一番”の力を発揮できるかというのも大切な要素です。
 
ここで鍵を握るのも、やはりβ受容体。しかし、今度の方法は“遮断”ではありません。心臓以外にあるβ受容体を“刺激”することなのです。
 
例えば、気管支に存在するβ受容体は、刺激されることで気管支平滑筋を弛緩(しかん)します。つまりこれは、単純に多くの酸素を吸えるようになることを意味しており、多くの酸素を必要とするスポーツの“勝負時”においてとても有効です。また、筋肉にあるβ受容体は、刺激されることでタンパク同化作用を促進、アナボリック(筋肉の合成)効果も発揮します。
 
余談ではありますが、 一世を風靡(ふうび)した競走馬ディープインパクトから約10年前に検出された薬物も、種類は違いますが気管支を拡張させる薬でした。
 
※上記で登場した“β刺激薬”などについては、このあとの「放課後」のコーナーで関連商品をご紹介しています。
2時限のまとめ
β受容体の“刺激”で、瞬発力をもっともっと♪ byケミスト黒岩
放課後
放課後
~薬剤師・ケミスト黒岩が厳選♪~
『おすすめ★勝負時★対策♪』
さてさて、今日の授業はいかがでしたでしょうか。きっと今後の人生にお役に立てる内容になってたはず…(震え声)
 
ところで、“勝負時”において私が最も重要視しているのは、実は「眼差(まなざ)しの強さ」、つまり“目力”。「目は口ほどに物を言う」ということわざがあるように、誠実かつ情熱的な“目力”は、自分の言葉や行動に何倍もの重みをもたせてくれます。特に、人を説得するようなミッションには有効です。
 
では、魅力的な“目力”を手にするには…?そうです!まず、充血をとりましょう(笑)。充血除去には、血管収縮剤のナファゾリンが入った目薬が一番。目の充血は結膜(白目)の血管が膨張しているのが原因ですので、この目薬で血管をキュッと収縮させることで、本来の白目に戻してくれるのです。
 
また、コンタクトレンズを装用している方は、慢性的なドライアイになりがちです。ドライアイも目の充血の原因となりますので、コンタクトレンズの上から点眼できる目薬を日ごろから持ち歩くのがオススメ。
 
コンタクトレンズの上から差せるかどうかは、防腐剤のベンザルコニウム塩化物が配合されているかどうかが1つの目安になります。コンタクトレンズに吸着すると角膜上皮に対して毒性をもつベンザルコニウム塩化物が入っている目薬は、コンタクトレンズの上から点眼することができません。
 

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