★身なり★に効く処方箋

やっぱり見た目が大事です。

こんにちは、ケミスト黒岩です。ようやく9月も中旬…。長かった夏も遂に終わりを迎えそうです。
こんな季節の変わり目はいつも、昔流行した「サウダージ」という名曲を思い出します。このサウダージ、ポルトガル語で愛する人への想いという意味だそうですが、曲名もまたこの季節にぴったりです。

さあ、ここから先は油断をしているとあっという間にクリスマス…。例年同様の寂しい年末にならぬよう、今回のテーマでもあるこの「身なり」について皆さんと共に復習しながら、素敵な出会いを待ってみたいと思います。

清楚じゃないから、そう見られたい。 故に、清楚な服を好んで着るのです。
好きな身なり、こだわりのファッション。大小の差はあれども普段の装いに対し、皆さんも自分なりのポイントというものをお持ちだと思います。しかし、皆さんが持っているこのポイント、一見これこそが私たちを象徴する個性や自分らしさだと思いがちですが、本当は正反対のケースがほとんど。

そう!実は、自分が好きな身なりというのは、周囲の人に自分をこう見てもらいたい、認めてもらいたい、そんな切ない自己アピールで紡がれた鎧に過ぎません。正直、私たちは自らに相応しい身なりなんて望んでいないのです。それよりも、人にもっとワイルドだと思って欲しいから素肌に革ジャンを着るのです。もっと清楚な女子だと思ってもらいたいから、レースのワンピースを着るのです。

つまり、似合っているから着るのではなく、「私はこういう人間だからね~、みんなそう思ってよ~。」と、全身でアピールしているというわけです。だからきっと、本当に強くワイルドな人は、ワイルドな格好はしていません。もしかしたらそんな方は、知的に見てもらいたい欲求がゆえ、間逆の身なりをして街を歩いているのかもしれませんね。

さあ、この身なり。これもまた奥が深そうです。それでは早速授業を開始していきましょう。
1時限
あながち間違っていない??? 「ピンク=女性色」とホルモンの関係。
さあ、身なりにとって大切な色について、学んでいきましょう。

まず“情熱の色”とも呼ばれる赤色には、アドレナリンを分泌させ人を興奮させる効果があります。アドレナリンは、以前★依存編★でも登場したホルモンで、瞳孔を散大させたり、心臓の拍動を速めたりする作用が知られています。一般的に赤色の下着に男性が興奮するのは、こうした理由が関係しているといわれています。これらの効果を考えると、赤色は周囲の関心を集めたいときには、まさにうってつけの色といえそうです。

さらにこの赤色には、時間を早く感じさせる効果があります。ファストフード店に赤色を基調にしたデザインが多いのはこれが理由。お客様の回転率向上を狙ったものです。
よって、デートなどの時には、赤色の多い場所を選ぶと良いかもしれません。相手と過ごす時間が早く感じるということは、二人が一緒にいる体感時間も長くなり、より長く愛情を深められるはず?ただし、倦怠期のカップルには、逆効果になってしまう事でしょう。(笑)

次に、青色は、アドレナリンを分泌させる赤色とは正反対に、鎮静・冷静さをもたらすセロトニンを分泌させる効果があります。このセロトニンには、気持ちを安定させる作用があります。おそらく皆さんも、駅や街角の路地裏などで夜間、青色に光る街路灯を見たことがあると思います。あれは、まさに人の心を落ち着かせる効果を狙ったもの。セロトニンを分泌させることで、人身事故や犯罪を抑制しているのです。従って、人の相談に乗ったり、ストレスを抱えた人と会ったりする際には、青色を基調としたコーディネートをおすすめします。

また、青色には、爽やかな印象だけでなく、信頼感を与え、時間の経過をゆっくり感じさせる効果があります。病院や薬局のデザインに多く使用されているのはその為です。ほかにも、食欲を抑える効果がありますので、ダイエット中の人は青色を取り入れてみるのがいいでしょう。青色の食べ物って、食欲わかないですもんね…

そして、可愛らしいピンク色には、女性ホルモンを分泌させる効果があります。女性から多く支持されている色であるのも、納得ですね。大切なデートのときなど、より女性らしくありたいとき、ピンク色を取り入れてみましょう。

このように、私たちの身近に存在する色が、実は様々な影響を与えていることが徐々に明らかになってきています。さあ、これらの効果を人生に利用しない手はありません!早速、これらの色の特徴を活かした身なりを実践していきましょう。
1時限のまとめ
色を制することが、身なりの基本。シチュエーションにあった色選びを実践しよう♪ byケミスト黒岩

2時限目は… 『中身は無くても、格好つけていこう。をご紹介します!』

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