★旅行★に効く処方箋
旅は、ストレスに立ち向かう僕たちの知恵。
- 2時限
- せっかくの旅行を快適に楽しむTips 時差ボケになる理由、そして解消法。
旅はもっと楽しくなる♪
旅は旅でも、長期にわたって海外旅行となりますと、心配なのが「時差ボケ」ですよね。 人間にはサーカディアンリズムと呼ばれる、体内時計があります。飛行機により長距離を短時間で移動してしまいますと、このサーカディアンリズムに乱れが生じて、「時差ボケ」として症状が現れます。最近では、シフト勤務や、夜勤、不規則な生活など、飛行機での移動以外でも、サーカディアンリズムが乱れやすい状況にあります。 有効な対策としては、“太陽の光を浴びる”こと! 日光は、睡眠と目覚めのリズムを調節する働きがあり、メラトニンホルモンの分泌にも関係しています。 この作用は医療の分野でも「光療法」として使われていて、睡眠障害や認知症治療に応用されているほどなのです。 また、サーカディアンリズムには24時間よりも長いリズムにより対応しやすいという特徴があります。つまり、時間が進み1日が短くなる東回りよりも、時間が戻り1日が長くなる西回りの方が、サーカディアンリズムが変化に対応しやすく、「時差ボケ」しづらくなるというわけです。 そして、前述のメラトニンホルモンの仕組みを利用した、新しい睡眠障害改善薬があります。 それが「ロゼレム」(ラメルテオン)です! 「ロゼレム」は、習慣性がなく、向精神薬でもない、メラトニンの仕組みを利用して自然な眠りへと誘う薬です。日本で開発された薬というのも、安心感がありますよね。現地についてから寝つきが悪いときにお使いください。とはいえ、機内での使用は、不自然な姿勢で寝てしまいがちになるため、なるべく避けるようにしましょう。2時限のまとめ
「時差ボケ」をすこしでも軽くしたいなら断然「西回り」♪太陽光で、メラトニンの分泌を調整しましょう! byケミスト黒岩放課後
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